2025/12/22 15:26
小さな革でつくるレザー小物の型紙ブランド
Pelle piccola(ペレ ピッコラ)です。
レザークラフトの魅力のひとつは、
手縫いだからこそ生まれるリズムと、美しいステッチにあります。

今回は、初心者の方が最初に覚えておきたい
針と糸のセット
基本の縫い方(サドルステッチ)
きれいに仕上げるコツ
を、まとめて解説します。
🧵 ① 針と糸のセッティング
まずは、縫う準備から。
■ 用意するもの
レザークラフト用の縫い針 ×2本
糸(麻糸・ナイロン糸など)
はさみ
ワックス(麻糸の場合)

■ 糸の長さの目安
縫う距離の 3倍~4倍が基本です。
慣れないうちは4倍~長めにとることをおすすめします。
■ 糸のセット方法(両手縫い)
レザークラフトは 【2本の針を使う両手縫い(サドルステッチ)】が基本です。
針穴に糸を10cm程通す
針穴から出した糸に針を刺す(2回)
針を引き締め、針と糸を固定する


→ こうすることで、縫う途中で針が外れにくくなります。
✂️ ② 基本の縫い方(サドルステッチ)
レザークラフトの代表的な縫い方が
**サドルステッチ(平縫い)**です。
ミシンより丈夫に仕上がり、見栄えもきれいな“手縫いの王道”。
■ 縫い方の流れ
①針を、菱目打ちで開けた穴に通す
②糸を半分の長さになるまで通す

③次に、表面(手前)の針を次の縫い穴に通す


④裏面(奥側)の針を同じ縫い穴に通す ※糸を刺さないように注意


⑤左右の糸を軽く引き締める

→ これを繰り返すだけでOKです。
最初は
「穴にまっすぐ針を通す」
だけを意識すると上達が早いです。
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